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江戸川に流れる込む水を溜めておく地下に作られた川、首都圏外郭放水路(防災地下神殿)を会員有志で見学しました。サイトから予約して見学ができます。 https://www.gaikaku.jp/
視察場所: 国土交通省 江戸川河川事務所首都圏外郭放水路管理事務所(地底探検ミュージアム龍Q館)
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http://www.ktr.mlit.go.jp/edogawa/gaikaku/
見学は一番左側の第一立杭と地下神殿
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http://www.ktr.mlit.go.jp/edogawa/gaikaku/
全体を絵にすると龍に似ていることから、龍Q館という名前がつけられた。
映画やドラマの撮影にも使われている首都圏外郭放水路は、地上は芝生のスポーツ場。巨大な柱が何本もあることから、地下神殿と呼ばれていますが、これは地下水がわいて貯水施設が浮かないように地下深くまで杭を打って柱を太くしているそうです。池袋のサンシャインビルと同じ水量を溜めることができます。水と一緒に土砂も流入しますが、土砂は重機を入れて除去し、堤防の工事に使われているそうです。この広さでは清掃も大変だと思いますが、見学時にはきれいで臭いもありませんでした。
立杭が全部で5つあり、江戸川に放水する最後の部分を見学していますが、それぞれの杭は、深さ70メートル、内径30メートルあり、自由の女神がすっぽり入る大きさです。台風から河川の氾濫を防ぐ地下に作られたもうひとつの川。都市の災害を防いでいる重要な施設を見学しました。
コントロールセンター 全体像パネル ミュージアム展示 防災神殿の地上 地下への入り口 見学メンバ 説明員と見学者 排水機場からみた第1立杭 制限水位表示 防災神殿(排水機場) 防災神殿(柱) 第1立杭(上から) 建物正面