2022年3月定例会

今回の定例会のテーマは「しなやかな社会の実現に向けて」です。

災害や危機に強いしなやかな社会を実現するためには、危機対応や事業継続の体制やルール作り、演習などに加えて、テクノロジーの活用がますます重要になってきています。
今回の定例会では、災害・危機対応を支えるテクノロジーに関する研究開発の最新事例を中心に紹介いただきます。

■場所:オンライン(ZOOM)

■日時:2022年3月15日(火)13:00~16:00  ご参加ありがとうございました。
※会員向けに当日配布資料をアップロードしました、ダウンロードボタンをクリックしてください。(2022.3.23)

■アジェンダ(敬称略)

12:45 Zoomアクセス開始
13:00基調講演
レジリエンス協会 会長/防災科学技術研究所
理事長 林 春男
13:30NTT研究所の取組 〜災害対策から環境適応へ〜
NTT宇宙環境エネルギー研究所
主任研究員小山 晃
14:00 気象モニタリングシステムの紹介と事例
株式会社ハレックス
ビジネスソリューション事業部システム部 課長 土川 正彦(※1)

14:30 ~  休 憩  ~
14:45しなやかな社会の実現に向けた東北大学とNTTの取り組み
 (1) リアルタイム津波浸水被害予測技術を活用した意思決定支援手法の提案
 (2) 被災予測デジタルツインを活用した意思決定支援手法の検討
東北大学災害科学国際研究所 教授 越村 俊一(※2)

NTT宇宙環境エネルギー研究所 主任研究員 小阪 尚子(※3)
15:45研究会活動報告
しなやかな社会研究会 座長/東京国際工科専門職大学 教授
爰川 知宏
16:00クロージング

講演者プロフィール

※1
土川 正彦
株式会社ハレックス ビジネスソリューション事業部システム部 課長 
顧客の課題分析やコンサルティングなどから、顧客に適したサービス提案が得意
センサーを活用した気象予測の高精度化を取組み中

※2
越村 俊一
東北大学災害科学国際研究所・教授
株式会社RTi-cast・CTO
1995年に東北大学工学部土木工学科卒業,2000年に同大学院工学研究科博士後期課程を修了し,博士(工)を取得.同年4月,日本学術振興会特別研究員として東京大学地震研究所およびアメリカ海洋大気局に勤務.その後,財団法人阪神淡路大震災記念協会「人と防災未来センター」専任研究員を経て,2005年5月に東北大学大学院工学研究科助教授,2007年に同准教授に配置換え,2012年4月に東北大学災害科学国際研究所教授(現職)に就任.2018年3月に,リアルタイム津波浸水被害予測サービスを展開する東北大発ベンチャーRTi-castを設立,Co-founder・CTOとして,災害レジリエンスを支える新たな情報の価値を創出する活動を展開中.

※3
小阪 尚子
NTT宇宙環境エネルギー研究所・主任研究員
東京工業大学博士後期課程修了、博士(工学)。日本電信電話株式会社(NTT)に入社し、ヒューマンインタフェース研究所にて3次元映像モデルの研究に従事。株式会社NTTデータに異動後、技術開発本部にてハイパースペクトルセンサを用いたリモートセンシング技術の研究に従事。NTTセキュアプラットフォーム研究所にて、災害対策本部における危機対応マネジメント技術の研究と意思決定支援システムの開発に従事。2020年7月より現職にて、極端気象の予測性能向上に貢献する海域観測手法や極端気象に対する適応手法に関する研究に従事。

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