
定例会テーマ:「災害からの復興を支える企業のレジリエンス 〜能登半島地震からの復興における現状と課題〜」
令和6年能登半島地震が発生してから既に一年半以上が経過していますが、復旧・復興はまだまだ道半ばです。当協会の組織レジリエンス研究会としては、被災企業の事業継続や復旧が、地域の復興においてどのような役割を担うかに注目しており、今回の定例会では能登半島地震の被災地の状況をふまえて、被災企業のレジリエンスと被災地域の復興とがどのように関連しているのかを考える機会としたいと考えております。
まず当研究会メンバーの石井さんから、能登半島地震の被災地を視察した結果を報告していただきます。被災地からの報道も減ってきている中で、現地に行かないと分からない状況や問題意識を共有したいと思います。また『リスク対策.com』編集長の中澤様からは、被災企業に対するアンケート調査や多くの取材を通して得られた教訓やヒントについてご講演をいただきます。一方で当研究会座長の田代からは、国連防災機関(UNDRR)から発表されたレジリエンス成熟度評価ツールや、BCI による組織レジリエンスのフレームワークを紹介したうえで、これらのモデルが現実の事象をどの程度表現できているのか、ディスカッションを試みます。
■場所:日比谷図書文化館セミナールームB / オンライン(Zoom)ハイブリッド
参加申し込みはこちら(Peatixのサイトへ移動します)
※会場定員の都合上、会場での対面参加を希望される方は、申込フォームのコメント欄に「会場参加希望」とご記載ください。
■日時:2025年9月29日(月)13:00-16:30
■アジェンダ(敬称略)
外部講師のご略歴: リスク対策.com 中澤幸介編集長
新建新聞社取締役専務、兵庫県立大学客員研究員。平成19年に危機管理とBCPの専門誌『リスク対策.com』を創刊。数多くのBCPの事例を取材。内閣府プロジェクト「平成25年度事業継続マネジメントを通じた企業防災力の向上に関する調査・検討業務」アドバイザー、内閣府「平成26年度地区防災計画アドバイ ザリーボード」、内閣府「令和7年度多様な主体との連携による防災教育実践活動支援等業務」防災教育チャレンジプラン実行委員など。著書に『被災しても成長できる危機管理攻めの5アプローチ』、『LIFE 命を守る教科書』等がある。