今回の定例会のテーマは「過去災害から見たレジリエントな地域社会構築に向けての取組みと諸課題」です。
来年秋に関東大震災100年を迎えるに当たり、想定外の数千年に一度という巨大地震や活断層帯地震などの教訓より、地域や施設の特性に応じた複合災害に強いレジリエンス性能の構築(復旧・回復性能)の重要性が求められています。今回は地震研究の専門家として工学院大学建築学部教授・久田先生を講師に招いて最近の研究成果をお聞き致します。
後半は、芝浦工業大学 システム理工学部 教授・増田先生に「SDGsの達成に向けた取組みのグッドプラクティスについて」という題目でご講演をいただきます。
■場所:オンライン(ZOOM)
参加申し込みはこちら(Peatixのサイトへ移動します:終了しました)
■日時:2022年9月14日(水)13:30~16:30
※ご参加ありがとうございました。会員向けに当日配布資料をアップロードしました、ダウンロードボタンをクリックしてください。(2022.9.27)
■アジェンダ(敬称略)
◆講演者プロフィール
久田嘉章
工学院大学 建築学部 まちづくり学科 教授、総合研究所 都市減災センター長
日本地震学会副会長/東京建築士会新宿支部長
1991 年 12 月 早稲田大学工学博士の学位取得後、同大学工学部建築学科 研究助手勤務~1993 年 11 月 南カルフォルニア大学地球科学科 研究助手勤務、1993 年 4 月より 工学院大学建築学科 専任講師~助教授を経て、2011 年 4 月より同学部まちづくり学科 教授(現在に至る)、内閣府/相模及び南海トラフ沿いの巨大地震モデル検討会委員、文部科学省 地震調査推進本部 専門調査観測計画部会 委員、新宿区 防災会議専門委員 委員、東京建築士会新宿支部 支部長、日本建築学会 学術担当理事等、地震防災対策の専門家。
増田幸宏
芝浦工業大学 システム理工学部 教授、一般社団法人レジリエンス協会 副会長, 日本危機管理学会 会長、国立大学法人豊橋技術科学大学 客員教授, 三谷産業株式会社 社外取締役
早稲田大学大学院修了。早稲田大学高等研究所准教授、国立大学法人豊橋技術科学大学大学院准教授を経て2014年より芝浦工業大学准教授、2018年より現職。豊橋技術科学大学安全安心地域共創リサーチセンター副センター長(-2014)、東京理科大学総合研究機構危機管理・安全科学技術研究部門客員准教授(-2013)。専門は、建築・都市環境工学、設備工学。建築・都市のレジリエンス工学や新たな環境インフラ構築に関する研究に取り組む。博士(工学)。