テーマ 「心の回復(レジリエンス)」
逆境や悲しみは突然やってきます。思うようにいかない人生、こんなはずではなかったと思うこともあるかと思います。 知っておく、心掛けておくことで役立つ「レジリエンス」について学びます。 レジリエンス力をあげて、今から仕事や日常生活に活かせる、 逆境に遭った周囲の人の回復をサポートできるようになることを目的としています。
@日比谷図書文化館 小ホール
13:00 – 13:30 基調講演「都市のレジリエンスと研究開発事例」
芝浦工業大学 増田幸宏先生
13:30 –14:40 「Making Good: 犯罪からの立ち直りと レジリエンス」
静岡県立大学 津富宏先生
アルコール、ドラッグ、犯罪からの離脱には、自分にとって好ましい未来に向けてのストーリーが必要。離脱とはプロセスであり、レジリエンスであること。
Making Goodとは、スポーツの試合で敗色濃厚だったけど、何とか追いついた感じのこと。元少年院の教官でもある津富先生より、レジリエンスと関係の深い立ち直りについてお話いただきます。
津富宏Wikipedia: https://ja.wikipedia.org/wiki/津富宏
資料はこちら=》 20160128_1
14:40 – 14:50 休憩
14:50 – 16:00 「喪失体験からの回復で必要なレジリエンス力」
防衛医科大学 高橋聡美先生
被災地でのグリーフサポート活動より、心の回復に必要な周囲のサポートとレジリエンスとの関係についてお話いただきます。喪失には、家族や親しい人の死、家や家財、思い出の品など「物理的な喪失」と、地位、名誉、信頼、役割、希望など「心理的・社会的な喪失」があります。悲しみを抱えながらも自分らしく未来を切り開くヒントを手にしてください。
著書: 「グリーフケア 死別による悲嘆の援助」 「死別を体験した子どもによりそう」
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16:00 – 16:20 ヒューマンレジリエンス部会活動報告 座長 深谷純子
資料はこちら=》 20160128HR部会報告
16:20 – 16:45 「強靭力を築く企業内レジリエンス研修の実例 ~絵手紙コミュニケーション~」
ヒューマンレジリエンス部会 川口 整
IT系と紙系の二刀流コミュニケーション。 夢、志や目標に立ち向かう「生きる意志」をどう保つのか、個人の持ち味を効果的に引き出す絵コミュ・ワークについて紹介いたします。
資料はこちら=》 絵手紙コミュニケーション
16:45 – 16:50 事務連絡&クロージング